手頃な価格のデスクトップ小型PCスピーカーが欲しかったので、100㎜ x H168㎜ x D147㎜の「EDIFIER M60」白を約14000円で購入しました。
2万円以下の価格帯の色々なPCスピーカーを試しましたが、見た目も可愛く、音質も素晴らしいトップクラスのスピーカーだと思います。
ハイレゾ24ビット/96kHzサンプリングレート対応、1インチツイーター+4インチウーファー、重量約3㎏、最大出力33W ✕ 2、周波数応答58Hz~40KHz。
音声ソースAUX、USB、Bluetoothの3種類で、木製ボディでアルミ製の斜面スタンドが付属、小型なので卓上スペースも取りません。
PS5と付属のUSBケーブルで接続すると、USBオーディオとして鳴らすこともできるので、ゲーム用としても使用できます。
スピーカー同士の接続は、約1200㎜幅の着脱可能な専用ケーブル式です。
木製ボディーは重くてずっしりしており、白い塗装もサラサラで手の指紋等も付きません。
リスニングポイントは広く、音のこもりや左右の音場ずれ等もなく、ドンシャリ系ではない素直な音質です。
アルミ製スタンドの角度が15度でリスニングポイントが最適化されており、PCモニターの中央付近から音が聞こえる感じが心地良いです。
Sound Blaster AE-9でAUXをメインに聞いていますが(24ビット/96kHz)、細かな音もクリアに聞こえて、中音域の伸びも良いです。
低音が少し弱いと感じる場合は、ソース側(アンプ側)で少し低音域の調整をしてあげると、さらに沈み込むような深い低音も出せるようになるので、音の弄り甲斐もありコンパクトスピーカーと思えないくらいの気持ちが良い音楽が楽しめます(ウーハーは必要ないと感じました)。
AUX、USB、Bluetoothでの音質の差は少なく、音量を絞っても低音レベルがそこまで落ちない感じです。
ホワイトノイズがかなり抑えられており、デスクトップで至近距離に設置しても気にないのには正直驚きました。
上部にあるタッチパネルセンサーのLEDは常時点灯が可能で、何もしないと5秒、10秒、20秒で消灯モードも選べます。
電源OFF時には、中央の電源マークのみが点灯し続けますが、常時点灯モードを解除すると中央の電源マークも消灯します(手を近づけると電源が光る)。
オレンジ系LEDなので、薄暗い室内で美しく演出してくれると思います。
スマホとBluetoothペアリングさせると、Amazon musicで24ビットハイレゾ出力可能で、タッチセンサーをサッとスライドするだけで曲飛ばしもできます。
電源ON/OFF(長押し)、音量、入力ソース変更は、センサーに直接触れる必要があります。
各種設定は、スマホアプリのEDIFIER ConneXでBluetoothペアリングをすると、ファームウェア更新および音質調整等ができるようになります
ConneXのイコライザープリセットは4個あり、その中で「映画」が一番変化が分りやすくて、高音と低音レベルがさらに向上します。
イコライザーはマニュアル設定が可能で、6パターンの周波数&上下3レベルの調整ができます。
【問題点】
■スピーカー本体は白ですが、付属のケーブルは全て黒色なので、白のスピーカーを購入される方は配線色に対する注意が必要です。
■音量調整が16段階しかないので、音量の微調整が意外とシビアだと思いました。ソースによっては音量が小さ過ぎたり大き過ぎたりする場合があります。
■ConneXで音量レベルは見えますが、スピーカー本体に音量インジケーターがないので(タッチパネルの -/+ み)、実際の音量レベルが分かりにくいです。
■購入時には必ずConneXで最新ファームウェア更新が必須。ファームウェア2.2.1に更新すると、マニュアルイコライザーの調整不具合が改善されます。
コメントをお書きください